
| Auther : ドーナツ Circle : ドーナツの穴 Twitter : @donut_no_ana 紹介文 : 未来の誰かに宛てた紙片や写真が、事実を語りだすと信じて。 |
最後の一文でぼんやり思い、
紹介文まで読ませていただき、風景が目の前に浮かびました。
誰に届く保証もなく、けれど、出さずには居られなかった。
まさしくボトルメールと思いました。
300字掌編小説でポストカードと判っていますが、
背景のないシンプルなカード、飾りのない明朝体。そして、行間に詰まった物語が、300字ではおさまらない物語だと感じました。
溜息です。
列車が到着した汽笛、腕の刻印から、第二次世界大戦のドイツの収容所のお話かと思ったところ、そうですと作者様からご回答がありました。
ここで起こった事実、散った仲間、もしくは家族のことを危険を冒しても告げずにはいられなかったのでしょう。
いつか、誰かがボトルメールを受け取ってくれることを祈らずにはいられません。
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